末っ子がガンでした ~1歳半からガンに向き合う~

末っ子キックは2010年5月に腎明細胞肉腫というガンが見つかり、わずか1歳半でこども病院に手術・治療のために入院しました。あれから年月が経ち、現在では完治という診断のもと元気に生活しています。

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末っ子がガンになって

 15, 2011 20:56
このブログのタイトルでも使っていますが・・・

「末っ子がガンになって」

気付いたこと、勉強になったことが沢山あります。



まず一番は「子育てに慣れてるからと、過信しないこと」

これは私が一番反省したことです。
キックのガンはぽっこりお腹が判断材料になりましたが、正直「ガン」とは考えていませんでした。
大したことないだろう・・・また今度病院へ連れて行けばいいか、と。
まさに連れて行ってビックリ!
あの衝撃はものすごいものでした。

熱があっても元気がいい、そうなると子供も三人目、「病院に行くほどじゃない」と判断してしまいます。

一人目の子の時はどうだっただろう?
くしゃみをしたのを見ただけで、どきどきしたり、心配したり・・・。
二人目、三人目だとこの緊張感がなくなるんですよね。

それが落とし穴だと認識しました。





「人の気持ちがわかる、と簡単に言わないこと」

今までテレビなどで闘病している子供のことをやっているのを見て、「お母さんはこんな気持ちなんだろうな~」
「わかるよ、辛さが」
簡単に思ったり、考えたりしていました。


入院当初、私が妹から「お姉ちゃんの気持ちがわかるよ~、キックは私の甥っ子だもの。本当に辛いよね」と言われました。

「は?あんたに何がわかるの?」
実際に口には出しませんでしたが、そう叫びたかったです。


そんなことがあった直後、キックの入院するこども病院で長期に渡り入院生活をしている女の子と、そのご家族のことをテレビで放送しました。
重度の脳障害、ずっと寝たきりの入院生活。
お母さんは毎日面会に来ていました。
もうこの先長くないと医師から宣告され、お母さんがずっと寝たきりの娘さんを「抱っこしたい」とお願いしたんです。
娘さんの髪を撫でながらお母さんが言いました。

「もっとたくさん抱っこしたかったな」

それを聞いた瞬間に、自分でもびっくりするくらい涙が出ていました。
今まで感じたことがない、本当に胸にずしりと来るものがありました。

実際に同じ体験、同じ思いをしなければ、気持ちがわかるわけなんてないんです。

「わかるよ~」という言葉は、簡単に相槌のように言うものではない。
時としてその言葉が相手を傷付けることにもなりかねない。


キックの入院を通し、母親として、人間としてどうあるべきかを勉強させてもらった気がします。


20101114逞・劼・・・雲convert_20111115205834



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COMMENT - 8

Wed
2011.11.16
14:50

ka・ren #-

URL

末っ子キックのママさま

こんにちは。

今日の記事は思いっきり共感しちゃいました!

人には「悲しい」「嬉しい」など、色々な感情がありますが
本当に経験しないとわからないことってたくさんあるんですよね。

家族に病人が出れば、大変で悲しいのは誰にでもわかることですが
その裏側にある、もっともっと奥深い複雑な思いや苦労、
そして病気がありながらも感じる小さな喜び。
それらは経験しないとわからないものです。

ka・renが4歳の時にパパさんが癌で入院して
ママさんは闘病生活に付きっ切り。
パパさんが亡くなるまでの4年間は、
親戚の家に預けられて両親と暮らせませんでした。
パパさんが亡くなってからは、それを理由にイジメにあって。
親戚の家で肩身の狭い思いをして生きること、イジメにあう辛さは、
人の感情として「可哀想、大変」はわかっても
奥深い部分の所は、経験した本人でないと分からないことが多いです。
ka・renは「可哀想」って言われるとムカついてました。
まさに、キックのママさんと同じ。
「は?何がわかるの?何が可哀想なの?」ってね。

でもね、人の生き死に直面した分、強くやさしくなれると信じています。

Edit | Reply | 
Wed
2011.11.16
21:40

ヒナまま #-

URL

キックのママさんこんばんわ~

「子育てになれてるからと過信しない事」

これ、今回私も学びました^^:

ヒナの注入はなれてるから、車の運転はなれてるから、大丈夫だろう、とか、

過信してたら、チューブ抜いちゃって大変な事になってたり、、、

発作が出たときも、

最近は慣れてしまって、ちょっとくらいの発作だと病院連れてかなかったりして、、、

でも、それってすごく怖い事だと気づいて、、、


>「人の気持ちがわかる、と簡単に言わないこと」
今までテレビなどで闘病している子供のことをやっているのを見て、「お母さんはこんな気持ちなんだろうな~」
「わかるよ、辛さが」
簡単に思ったり、考えたりしていました。

これも同感です。

本人にしか・経験した人にしかわからない事って

たくさんありますよね。。。。

Edit | Reply | 
Thu
2011.11.17
09:35

末っ子キックのママ #-

URL

Re: 末っ子キックのママさま

ka・ren さんへ。

> 人には「悲しい」「嬉しい」など、色々な感情がありますが
> 本当に経験しないとわからないことってたくさんあるんですよね。

こればかりは本当に経験しないとわからないものですよね。


> 家族に病人が出れば、大変で悲しいのは誰にでもわかることですが
> その裏側にある、もっともっと奥深い複雑な思いや苦労、
> そして病気がありながらも感じる小さな喜び。
> それらは経験しないとわからないものです。

私も今はキックが元気だからいいですが、入院仲間には再発して再入院しているお友達がいます。
正直そのお母さんの気持ちは察することはできても、本心はわかりません。


> ka・renが4歳の時にパパさんが癌で入院して
> ママさんは闘病生活に付きっ切り。
> パパさんが亡くなるまでの4年間は、
> 親戚の家に預けられて両親と暮らせませんでした。
> パパさんが亡くなってからは、それを理由にイジメにあって。
> 親戚の家で肩身の狭い思いをして生きること、イジメにあう辛さは、
> 人の感情として「可哀想、大変」はわかっても
> 奥深い部分の所は、経験した本人でないと分からないことが多いです。
> ka・renは「可哀想」って言われるとムカついてました。
> まさに、キックのママさんと同じ。
> 「は?何がわかるの?何が可哀想なの?」ってね。

ka・ren さんは幼いころに大変な経験をされたんですね。
肩身の狭い思いをして生きていくことの辛さは、言ってもわかってもらえないことや、言いたくても言えないこと多々あったことでしょうね。


> でもね、人の生き死に直面した分、強くやさしくなれると信じています。

それは本当にそう思います。
今までは自分本位だったことが、相手の身になって考えることができるようになりました(*^_^*)

Edit | Reply | 
Thu
2011.11.17
09:40

末っ子キックのママ #-

URL

Re: タイトルなし

ヒナままさんへ。

> 「子育てになれてるからと過信しない事」
>
> これ、今回私も学びました^^:
>
> ヒナの注入はなれてるから、車の運転はなれてるから、大丈夫だろう、とか、
>
> 過信してたら、チューブ抜いちゃって大変な事になってたり、、、
>
> 発作が出たときも、
>
> 最近は慣れてしまって、ちょっとくらいの発作だと病院連れてかなかったりして、、、
>
> でも、それってすごく怖い事だと気づいて、、、

ヒナままさんの言うとおり、これってすごく怖いことなんですよね。
キックの病気以外でなんともなかったのは、ただ運が良かっただけなんだって思います。


> >「人の気持ちがわかる、と簡単に言わないこと」
> 今までテレビなどで闘病している子供のことをやっているのを見て、「お母さんはこんな気持ちなんだろうな~」
> 「わかるよ、辛さが」
> 簡単に思ったり、考えたりしていました。
>
> これも同感です。
>
> 本人にしか・経験した人にしかわからない事って
>
> たくさんありますよね。。。。

ママ友に限らず、相談とかで「気持ちわかる~」とうなずきながら言ってる方をみますが・・・
いったいどこまで「わかる」の?というふうに思います。
ただそこで「どうせわかりっこないでしょ!」と思ってもダメなんですよね。
だから人との付き合いって、本当に難しいことなんです。

Edit | Reply | 
Fri
2011.11.18
09:42

凸ピン #-

URL

本当にその通りだと思います。。。。
悲しいけど、、、なのかもしれませんね。。。。

あっ、勝手にリンクさせていただいちゃいました。
(ダメな時はいってくださいませ。m(__)m)

Edit | Reply | 
Fri
2011.11.18
15:30

末っ子キックのママ #-

URL

Re: タイトルなし

凸ピン さんへ。

> 本当にその通りだと思います。。。。
> 悲しいけど、、、なのかもしれませんね。。。。

本当に悲しいけれど、その通りなんですよね。


> あっ、勝手にリンクさせていただいちゃいました。
> (ダメな時はいってくださいませ。m(__)m)

いえいえ、光栄なことでございます(^^ゞ
私のほうこそ、よろしくお願いします。

Edit | Reply | 
Sat
2011.11.26
01:24

テンテケママ #-

URL

全く同感です

小児白血病で息子が外来治療してます。たまにのぞかせていただいています。

地元、静岡市です。看護学校の元同級生が一人県立こども病院に勤務していたりします。うち、発病が大方わかったのが帰省中だったし、実家のサポートが得られるので静岡のこども病院に入院するという選択肢も当初あったりしました。結局。三重で治療しました。

些細なことでも傷つくことたくさんありますよね。反対に自分がうかつに傷つけていることもあるのかも。
自分自身の発言も気をつけなくちゃいけないなと思いつつ、うかつな自分。

同じ小児がんであっても、病気の種類が違う、生存率の差があったり、同じ治療でも時とともに運命も分かれていく。一定の理解はできても完全にはお互い理解できないのでしょうね。

お互い元気に大きくなりますように。

Edit | Reply | 
Sat
2011.11.26
07:45

末っ子キックのママ #-

URL

Re: 全く同感です

テンテケママ さんへ、
はじめまして!そしてコメントありがとうございます。

> 小児白血病で息子が外来治療してます。たまにのぞかせていただいています。

もしかしたら、外来で会っているのかもしれないですね(^^ゞ


> 地元、静岡市です。看護学校の元同級生が一人県立こども病院に勤務していたりします。うち、発病が大方わかったのが帰省中だったし、実家のサポートが得られるので静岡のこども病院に入院するという選択肢も当初あったりしました。結局。三重で治療しました。

そうでしたか。
この治療する場所というのが一番難しい選択ですよね。


> 些細なことでも傷つくことたくさんありますよね。反対に自分がうかつに傷つけていることもあるのかも。
> 自分自身の発言も気をつけなくちゃいけないなと思いつつ、うかつな自分。

キックがガンにならなければ・・・正直私も自分勝手な考えで突き進んでいたと思います。


> 同じ小児がんであっても、病気の種類が違う、生存率の差があったり、同じ治療でも時とともに運命も分かれていく。一定の理解はできても完全にはお互い理解できないのでしょうね。

やはり病棟には同じ病気の子はいなくて、テンテケママさんのお子さんと同じ白血病のお友達はいましたが、いろいろタイプがあるみたいで治療が個人個人で違いました。
同じガンの子供を持つ親でも、わからない部分は沢山ありました。


> お互い元気に大きくなりますように。

ありがとうございます。
これから寒くなるので、お互い気をつけましょうね。

Edit | Reply | 

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